質問者:久保田
新型コロナウィルス感染症はいまだに収束の兆しが見えず、第7波では、発熱外来などの医療機関や保健所の逼迫が伝えられてきました。医師でもある知事の施策と、その効果に対するお考えをお聞かせください。
また、本県の第7波に対する緊急搬送の状況、消防の対応をお尋ねします。
答弁者:知事
感染症対策については、後遺症専門外来の体制整備をはじめ、経済支援、デジタル化などを進めてまいりました。引き続き県議会や県民の皆さまのご意見を伺い、コロナと共生し、社会機能が維持できる範囲内で経済活動を可能な限り継続していく方針で取り組んでまいります。
また医師であることを生かして、保険・医療提供体制の充実や効率化、負担軽減策などを可能な限り進めていきたいと思います。
答弁者:危機管理室
搬送困難事案は、第7波の7月4日~9月4日にかけて、長崎市消防局で前年58件の3.6倍となる206件、佐世保市消防局では前年71件の2.2倍となる155件と、大きく増加しております。長崎市消防局では、医療部門と受け入れ可能病床数などの情報を共有し、医療機関への紹介の際に活用しています。また、救急要請が多い時間帯での予備救急隊の編成を行い、医療機関の受け入れ状況を救急隊の間で共有するなど、搬送困難事案の解消に向け取り組んでいます。